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好きすぎてHP立ち上げるくらいには…!
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ゴンの心境が痛いほどよく分かる。
2010.04.22 22:14
そんな今週のジャンプ。
ちょっと前までゴンが容易く境界線を越えることを畏怖していましたが、先週の一件で「ウチの主人公だったら…」というのを考えた時、ゴンの心境に物凄い共感を覚えました。
と同時に、今週のジャンプを読んで「ピトーの発言は真実(本音)」なんだと氷解。
カイトの死は間違いないのか…。と、藍沢思いました。
一週間経って色々考えをまとめるための考察感想なので、無駄に長いです。
お時間ある方だけどうぞ。
ピトーの心理で言うと、「ゴンをできるだけ王から遠ざけ、始末しなくては」という思いがあったので、時間稼ぎの意味でゴンの意向に従った。
けど、プフの一計で足かせだったコムギが救出されたと知り、ピトーはゴンを始末しようと決意。
冨樫先生がピトーの表情を隠して描写したので、虚偽なのかどうなのかまだ分からないと思う部分はありますが、心理的な揺さぶりを意図したかもしれないけど、ゴンへ告げたことはピトーの本意なんじゃないかな?
まあ、ゴンからしたらそういうピトーの心境よりもカイトが生還できない現実だということが受け入れ難いわけで、「何もかもどうなってもいいから」と思考を放棄するのは自然な流れだと思いました。
これでゴンがユピー化(=メモタルフォーゼ)しちゃうあたり、ものっそい危惧してたのにいざそうなると納得させられちゃうんだから、冨樫先生の描写が神がかり過ぎる。
一方、この蟻編でのキルアの活躍には正直目を瞠りますね。
先週のツンデレ発言にはニヤニヤしっぱなしでしたが(笑)、コムギの存在やゴンの心理状態、プフの意図なんかを直感的に推察してるのは、正直脱帽する。ホントに12or13歳か!?
ゴンがこうなったのに迷いなく駆けつける様は、非常に頼もしいですね。
プフの狙いとか全体を見れば、このままコムギを保護するのが一番安パイだとは思いますが、仲間のパームを信頼して躊躇なくゴンを選んだキルアには、本当に頑張って欲しいです。
それで、非常に気になる蟻編の落とし所。
非常に濃いテーマが詰まった話であるが故に、富樫先生がどうもってくのか気になって仕方がないわけですが、一番のネックはやっぱり「人間とキメラ=アントの共存」なんじゃないかと。
対話が可能なのかどうか? 共存しえるのか? というのが一番の問題で、これについて言えば「人間もキメラ=アントも、個々によって考え方が違う。共存派、敵対派がいるわけで、どこで折り合いをつけるのか?」が焦点でしょう。
残虐な描写や悪意の象徴としての兵器など、非常に倫理的な問題を突いているので、個人的にはファンとしても書き手としても、とても興味深いです。
これは人間社会でいう国家間の戦争終結に近いんじゃないかと思うんですが、果たしてどういう結論を冨樫先生は出すんだろうか?
いずれじっくり蟻編を書く時に触れたいとは思っているので詳細は割愛しますが、ここ最近の流れで「和解」ができるんじゃないかと思うのが、非常に心苦しくなってきました。
人間を食糧にするというのがなければ、キメラ=アントの武力、知力を考えれば協定を結び、お互いに譲歩することで共存は可能なんじゃないかなぁと思いたい。
ただ、メルエム個人の意向・脅威が非常に重要になってくるのと、人間の代表として誰がどう交渉するのか?が今後を左右しそう。
前者は、理性と知性を身に付けたメルエムが蟻たちを統率すれば十分可能だと思うけど、残念なことに後者の可能性が限りなく低い。
というのも、人間側は国家という枠で区切られている上に、ネテロ会長が既に国連らしき組織から「蟻の駆除」を指示されているから、これを覆すのは現実的じゃないと思う。
蟻たちの脅威は人類に浸透しているとはいえ、その蟻達と交渉のテーブルにつくというのは毛ほども想定してないだろうし、そういう流れになろうとするには、もっと相互間の理解が必要だと思う。
でも、ネテロ会長亡き後、人間側の代表足りえる人物が今のところ有り得ない。
誰かこの事態を収拾できるような人物が出てくれば話は別ですが、和解できる要素が出てきたにも関わらず、冷静に考えれば考えるほど収束地点が見つからなくて、やっぱり蟻の排除しかないんだろうかとぐるぐるします。
このもやもやをバチっと冨樫先生が納得させてくれるのを期待するばかりです。
ちょっと前までゴンが容易く境界線を越えることを畏怖していましたが、先週の一件で「ウチの主人公だったら…」というのを考えた時、ゴンの心境に物凄い共感を覚えました。
と同時に、今週のジャンプを読んで「ピトーの発言は真実(本音)」なんだと氷解。
カイトの死は間違いないのか…。と、藍沢思いました。
一週間経って色々考えをまとめるための考察感想なので、無駄に長いです。
お時間ある方だけどうぞ。
ピトーの心理で言うと、「ゴンをできるだけ王から遠ざけ、始末しなくては」という思いがあったので、時間稼ぎの意味でゴンの意向に従った。
けど、プフの一計で足かせだったコムギが救出されたと知り、ピトーはゴンを始末しようと決意。
冨樫先生がピトーの表情を隠して描写したので、虚偽なのかどうなのかまだ分からないと思う部分はありますが、心理的な揺さぶりを意図したかもしれないけど、ゴンへ告げたことはピトーの本意なんじゃないかな?
まあ、ゴンからしたらそういうピトーの心境よりもカイトが生還できない現実だということが受け入れ難いわけで、「何もかもどうなってもいいから」と思考を放棄するのは自然な流れだと思いました。
これでゴンがユピー化(=メモタルフォーゼ)しちゃうあたり、ものっそい危惧してたのにいざそうなると納得させられちゃうんだから、冨樫先生の描写が神がかり過ぎる。
一方、この蟻編でのキルアの活躍には正直目を瞠りますね。
先週のツンデレ発言にはニヤニヤしっぱなしでしたが(笑)、コムギの存在やゴンの心理状態、プフの意図なんかを直感的に推察してるのは、正直脱帽する。ホントに12or13歳か!?
ゴンがこうなったのに迷いなく駆けつける様は、非常に頼もしいですね。
プフの狙いとか全体を見れば、このままコムギを保護するのが一番安パイだとは思いますが、仲間のパームを信頼して躊躇なくゴンを選んだキルアには、本当に頑張って欲しいです。
それで、非常に気になる蟻編の落とし所。
非常に濃いテーマが詰まった話であるが故に、富樫先生がどうもってくのか気になって仕方がないわけですが、一番のネックはやっぱり「人間とキメラ=アントの共存」なんじゃないかと。
対話が可能なのかどうか? 共存しえるのか? というのが一番の問題で、これについて言えば「人間もキメラ=アントも、個々によって考え方が違う。共存派、敵対派がいるわけで、どこで折り合いをつけるのか?」が焦点でしょう。
残虐な描写や悪意の象徴としての兵器など、非常に倫理的な問題を突いているので、個人的にはファンとしても書き手としても、とても興味深いです。
これは人間社会でいう国家間の戦争終結に近いんじゃないかと思うんですが、果たしてどういう結論を冨樫先生は出すんだろうか?
いずれじっくり蟻編を書く時に触れたいとは思っているので詳細は割愛しますが、ここ最近の流れで「和解」ができるんじゃないかと思うのが、非常に心苦しくなってきました。
人間を食糧にするというのがなければ、キメラ=アントの武力、知力を考えれば協定を結び、お互いに譲歩することで共存は可能なんじゃないかなぁと思いたい。
ただ、メルエム個人の意向・脅威が非常に重要になってくるのと、人間の代表として誰がどう交渉するのか?が今後を左右しそう。
前者は、理性と知性を身に付けたメルエムが蟻たちを統率すれば十分可能だと思うけど、残念なことに後者の可能性が限りなく低い。
というのも、人間側は国家という枠で区切られている上に、ネテロ会長が既に国連らしき組織から「蟻の駆除」を指示されているから、これを覆すのは現実的じゃないと思う。
蟻たちの脅威は人類に浸透しているとはいえ、その蟻達と交渉のテーブルにつくというのは毛ほども想定してないだろうし、そういう流れになろうとするには、もっと相互間の理解が必要だと思う。
でも、ネテロ会長亡き後、人間側の代表足りえる人物が今のところ有り得ない。
誰かこの事態を収拾できるような人物が出てくれば話は別ですが、和解できる要素が出てきたにも関わらず、冷静に考えれば考えるほど収束地点が見つからなくて、やっぱり蟻の排除しかないんだろうかとぐるぐるします。
このもやもやをバチっと冨樫先生が納得させてくれるのを期待するばかりです。
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